「全身を考慮して口腔・咬合を診る」セミナーに参加して
- higashioomiya-hongou
- 2018年10月23日
- 読了時間: 3分
みなさんこんにちは

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東大宮ほんごう整骨院の鈴木です。
今週末は、いつも受けている定期セミナーとは別のセミナーに
参加してきました。
歯科医、眼科医のドクターが主催で噛み合わせや、視力が体にどう
影響するのかという内容でした。本当に勉強になるセミナーでした。
私も普段の治療から、噛み合わせにアプローチしたり、顔の歪みを
整えたり、目へのアプローチもします。患者さんからは腰痛、肩こりで
来たのに、先生なんでそんなとこを治療するのですか?
と思われるかもしれませんが、今、治療において、どうやったら
患者さんの体が本当の意味で良くなっていくのか、、、、
それは長年模索され続けている
訳ですが、今ようやく、ひとつの方向性が
見えてきているのではないかと思います。
私達、骨格、運動機能を扱う分野、そして、歯科の分野、眼科の分野、
今回のセミナーで、はっきりと方向性は違えど、やはり、どの分野も
同じ方向に向かってきているということを確信しました。
私が所属するバイタルリアクトセラピー協会では、何年も前から、
体を治すために今絶対的にはずせないのが脳だということを
言い続けています。痛い所をもんだり、歪んでいる所を
整えるだけでは患者さんは本当の意味で良くなることはありません。
いかに脳に対して、適切な刺激を与えれるか、そして、それに対して、
いかに脳から適切な反応を起こさせるか、そこが重要という事です。
その考えのもと、今は噛み合わせや口周り、または目や耳、このような
部分が脳に対して与える影響がとても大きいという事から、このような所を
治療をするようになっています。今回のセミナーでその事の理解を
より深める事が出来ました。
そして、噛み合わせ、咬合を整える事を専門とする今回の講師である
松浦ドクターもしきりにおっしゃっていたのは、歯科だけの治療ではダメだ
という事です。
もちろん噛み合わせだけの問題が体に大きな影響を出していた方なら、
歯科的な治療だけでいいかもしれません。
しかし、例えば、体の姿勢や目の異常、こういった問題を複合している
場合は、その分野の専門家同士が連携し合ってその患者さんをゴールに
向かわせる事が何より重要とおっしゃってました。
私も同感です。信頼出来る先生がいるのではあれば、その専門の先生と
連携し合っていく事が大事だと思います。
私達のような接骨院や治療院などの分野では、とくに自分の院で治らない
患者さんを抱え込んでしまうケースが多い気がします。
しかし、それは本当の患者さんの為にはなりません。
もし、その患者さんに対して、自分の手では良くする事が出来ない、
症状が変わらないな、そう感じている患者さんがいるのであれば、
自分のもとでいつまでも、抱え込まない事が大事では
ないかと思います。
今回のセミナーで学んだ事を
また明日からの自分の治療に落とし
込めるように頑張ります!!!