物忘れが・・・
- higashioomiya-hongou
- 2018年3月15日
- 読了時間: 2分
みなさんこんにちは。
東大宮ほんごう整骨院院長の鈴木です。
今日は認知症についてのお話です。
患者様からよく
「先生、最近忘れ物が多くて、とうとう
痴呆症になっちゃったわ。」
と言われることが多々あるのですが、
その度に、
「それはただの加齢によるもの。。。」
と言い返します。
物忘れには「加齢」によるものと「認知症」が
原因となるものがあります。前者は、
脳の生理的な老化が原因で起こり、
その程度は一部の物忘れであり、ヒントが
あれば思い出すことができます。本人に
自覚はありますが、進行性はなく、
また日常生活に支障をきたしません。
後者は、脳の神経細胞の急激な破壊に
より起こり、物忘れは物事全体がすっぽり
と抜け落ち、ヒントを与えても思い出すことが
できません。本人に自覚はないですが、
進行性であり、日常生活に支障をきたします。

いつも私におしゃってくる患者様も
忘れた事を覚えていて私に話してくれるのだから
病気ではないですよ~~と
笑って話しています(*^▽^*)
脳は、人間の活動をほとんどコントロール
している司令塔です。それがうまく働かなければ、
精神活動も身体活動もスムーズに
運ばなくなります。
かつては痴呆症といわれていた「認知症」とは、
いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、
働きが悪くなったりしたためにさまざまな
障害が起こり、生活するうえで支障が出ている
状態のことを指します。
これからの時代高齢化が進み、益々このような
病気の方が増えるであろうと考えられます。
私達が日頃行っているバイタルリアクトセラピーも
脳への血流を良くすることを重要視した治療です。
脳への血流が促され、脳の不要物の循環が
スムーズに行われるようになると、きっと
認知症の方にも良い反応が期待できるのでは
ないかと思います。
これはこれからの研究のテーマですね(^_^)