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肩こり
- higashioomiya-hongou
- 2015年8月1日
- 読了時間: 2分
厚生労働省の国民生活基礎調査(2004年)によると、日本人の体の不調を
訴える自覚症状の中で、「肩こり」は男性で2位、女性で1位と上位をしめて
おり、肩こりはまさに国民病の代表とも言えます。
何故こんなに肩こりの人が多いのでしょうか?? ズバリその大きな原因のひとつとなるのが頭の位置にあります。 通常人間は5~6kgもある頭を首の上に乗せています。 5~6kgと言ったらかなりの重さです。お米の5kgを想像して
みてください。 問題はこの頭の重さをどこが支えていいるかということです。
通常正常な骨格であれば頸椎の真上に頭が乗っかります。

この状態であれば頭の重さ も首の骨がしっかりと支えてくれているので、首や肩の筋肉への負担は少なく
て済みます。しかし長年の肩こりに悩まされている人の多くは下の図のように
頭部が前に行ってしまっています。

このような状態になると頸椎で頭の重さを支えられなくなります。 ではどこが頭の重さを支えるのか??それは首の後ろ側の筋肉だったり、肩の 筋肉が頭が前に倒れてしまわぬように常に後ろへ引っ張っているような状態に なります。当然、筋肉は疲労してきます。常に頭の重さを引っ張っていなけれ
ばいけないのですから。
これが慢性的な肩こりの代表的な状態です。肩こりの大きな原因は、頭の位置
にあった訳です。ですからおのずと、治療では何をするのかというと、頭の位
置を正常な位置に持っていくようにしていく訳です。
きれいに頸椎の上に頭の位置が乗ってくるようになれば、
きっと肩こりも大きく変化してくるはずです