片頭痛と低気圧

みなさんこんにちわ 東大宮ほんごう整骨院院長鈴木です。 昨日今日と天気が悪い日が続きますね。 こんな時は体調を崩しやすくなりますね。。。 そして頭痛持ちの患者さんは、たいてい症状が 悪化します。

当院も昨日、今日と、頭痛持ちの方が特に 来院されたように思います。 そもそも

このように天気が悪くなる低気圧の日に起こる 頭痛を低気圧頭痛なんて呼んだりします。 低気圧により、「頭蓋骨内の圧力や血圧に 変化が起きる」ことで、頭痛が引き起こされ やすくなります。頭蓋骨内の圧力が変化する ことで、脳内の血管が収縮され、収縮された血管に 血液を流そうとすることで、周囲にある三叉神経を 刺激し、頭痛が生じてしまうと考えられています。

また、低気圧の日には血圧が下がる傾向にあります。 血圧が下がるということは、体に流れる血液の 循環量が低下するということです。その上で、 肩こりや首のハリなど、脳に血液がいきづらい 状態であると、脳内へ循環する血液が 不足し、血管がストレスを受けることで拡張 します。血管が拡張すことで、周囲にある神経を 刺激してしまうため、頭痛が引き起こされて しまいます。 これらの理由から、低気圧の 日には頭痛が引き起こされやすいのです。また、 低気圧頭痛は偏頭痛が生じるメカニズムと 似ていることから、偏頭痛持ちの方は特に頭痛が 引き起こされやすいと考えられています。 頭痛も様々種類があります。 緊張型頭痛、偏頭痛、群発性頭痛、混合型頭痛、 くも膜下出血、脳腫瘍、など、、 脳から来るものは別として、 基本頭痛は、頸椎の問題が大きく関与して います。何故かと言えば、脳に行く血管は、 首の骨の中の小さい穴の中を通って、脳に行く わけです。もし、首の背骨に問題が起きていれば、 当然、その小さな穴の通り道を狭めてしまうわけ です。 逆もしかりで、脳から全身に帰っていく血流も 悪くなるわけです。さらに、頭痛に影響を与えて いるであろう、肩、首の筋肉達の多くも、首の間 から出る神経によって支配されています。 当然首の状態が悪くなれば、その筋肉達も 大きなストレスを受けていくわけです。 また、頸椎の問題の次に重要なのは、 脳の緊張・ストレスが影響しているでしょう。 先ほども出てきた三叉神経という 神経がありますが、これは脳から直接出てくる 脳神経というもののひとつです。この神経が 何らかの理由で圧迫を受けたりすると、頭痛 (特にこめかみ)や目の奥、顔、歯の痛みなどを 引き起こします。つまり、脳が緊張状態・ストレス 状態に陥っているとこのような症状が特に強く 出てきやすくなります。当院では、頸椎の治療は もちろんのことこの脳の緊張に対しての治療に 力を入れています。 基本的には頸椎の治療をきちんと施していけば、 頭痛の多くは、かなりの確率で取れていきます。 それに合わせて脳に対するアプローチをして あげるとさらに頭痛に対する効果はてきめんだと 思います。 それと、忘れてはいけないのが目の疲労です。 いわゆる眼精疲労ですが、 やはり、目に対するストレスが大きくなると、 それにそれに比例して、脳の緊

張度合も非常 に大きくなってきます。 目は首、脳に対して影響が特に大きいところです。 頭痛持ちの方は特に目のケアを意識してください。 目に悪影響を及ぼすものとして一番大きいと 思われるのは、先日も話した通り、 携帯、スマホ、パソコンに代表される ブルーライトの刺激ではないかと思います。 画面を見る時間を少しでも減らす、 もしくはブルーライト除去のメガネなどを 着用するなどの対策が大事かと思います。